自然・農業・林業体験施設  姫路市石倉 峯相の里

■ 峯相の四季

峯相の秋の景色


1.芝生広場ともみじ(紅葉) H26.11.17


2.芝生広場ともみじ(紅葉) H26.11.17


3.散策道ともみじ(紅葉) H26.11.17


4.もみじ(紅葉) H26.11.17


5.もみじ(紅葉) H26.11.17


6.いろり庵ともみじ(紅葉) H26.11.17


7.黄葉前のアカメガシワ群 H27.10.18


8.黄葉前のアカメガシワ群 H27.10.18

1.2.3. 芝生広場(完璧に整備している)。多目的に使用可能な自由なゾーン。

4.5.   11月20日頃のもみじの紅葉。園・全域にもみじ120本を植栽している。

6.    140年以前の民家を移築し使用可能な古木を使い再現した「石倉」の住居(いろり庵と命名。

7.8.   新池湖畔のみどりの森。

■ 鶏足寺跡に生息する「国蝶」オオムラサキの一生

国蝶「オオムラサキ」の幼虫は、エノキの葉を食べて成長し6月の下旬にチョウになる。

チョウになってからはコナラ・クヌギ等、広葉樹の樹液を吸って生活をする。 (飛ぶスピードは、ツバメぐらい早いので網では、ほぼ取れない)

メスは、エノキの大木の細い枯れ枝の先に100ヶ程の卵を産む。

3令幼虫までは葉上でエノキの葉を食し、褐色の幼虫となり樹を下ってエノキの大樹の周辺の枯れ葉の裏に入り越冬する(12月の初旬頃)

春が来てエノキが芽をふく頃、越冬からさめて大樹を上り新芽を食す・5月末頃、「さなぎ」になる。

今年一年をかけて、オオムラサキの一生をお届けする。

筆者:NPO法人石倉企画 理事長 苦木隆幸

(1)エノキの大樹がある 冬の「鶏足寺跡の風景」
 2017年元日(写真1)
(2)2017年1月2日:3匹採集 
オオムラサキの越冬3令幼虫(写真2)
家に植えてるエノキ(樹齢10年)の枯れ葉群の下に放し自然越冬を実施中
(3)春が来て万物・芽吹きの時期エノキも新芽を吹き出した(4月中旬頃)
それに合わせて越冬幼虫も樹木に昇り.葉を食べてみどりの幼虫となった。 5月1日(写真3)
(4)今年はエノキの芽吹きが遅く幼虫も成長が遅い。(図の如く)今が終齢幼虫である(2017・6・3撮影)
(5)「サナギ」になる (6)オスの成虫の誕生「羽化(うか)」 (2017・6・19撮影)
メスはオスより 1週間遅く羽化した。自然界でも、メスの羽化が1週間程度オスより遅い。
これで今年の国蝶の飼育観察報告を終了します。